老後破産の原因10選|老後のお金はどこで崩れる?
老後破産は「貯金が少なかったから」だけで起こるとは限りません。小さな問題が重なり、毎月の家計が赤字になる場合があります。
先に結論
老後破産につながる原因は一つではありません。年金不足、住居、保険、車、医療・介護、家族援助を月額へ直し、毎月の赤字を構成している費目から対策します。
原因は一つとは限りません
年金不足、住宅費、保険、車、介護。月2万円、1万円、2万円の支出が重なれば、合計5万円です。10年間の単純累計は600万円になります。
1. 年金収入が生活費を下回る
月15万円の収入に対して月20万円使えば、年間60万円の赤字です。
2. 現役時代の生活水準が続く
収入が下がっても、住居・車・保険・交際費が変わらなければ家計は急に赤字化します。
3. 住宅ローンが残る
月8万円の返済が10年残れば、元利の詳細を別として月額×期間の単純累計は960万円です。
4. 持ち家の維持費
ローン完済後も固定資産税、管理費、修繕積立金、大型修繕などがあります。
5. 賃貸の家賃
家賃7万円は20年間で単純累計1,680万円です。長期では大きな固定費になります。
6. 保険料
月2万円なら10年240万円。必要保障を削るのではなく、内容と費用を確認します。
7. 車
車両代だけでなく、税、保険、車検、燃料、駐車場を含めます。生活上必要な地域もあるため一律に手放す判断はしません。
8. 医療・介護
公的制度を確認したうえで、自己負担と通常生活費への影響を考えます。
9. 親や子への援助
月3万円の援助は10年で360万円。援助する側の老後資金も同時に確認します。
10. 想定より長い老後
月5万円の赤字は、65歳から90歳まで25年間なら1,500万円、100歳まで35年間なら2,100万円です。
計算上の注意
当サイトの「資産寿命」は、入力した金融資産を年間赤字額で単純に除した簡易計算です。運用損益、物価変動、制度改定、医療・介護・住宅修繕などの臨時支出を含まない場合があります。
当サイトの「資産寿命」は、入力した金融資産を年間赤字額で単純に除した簡易計算です。運用損益、物価変動、制度改定、医療・介護・住宅修繕などの臨時支出を含まない場合があります。
確認した主な情報源
- 住宅金融支援機構「タイプ別返済方法変更メニュー」:返済期間延長・一時減額等
- 厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」:月額上限・多数回該当・年間上限
- 厚生労働省「高額介護サービス費の所得基準改正通知 Vol.1516」:所得基準80.9万円→82.65万円