老後に医療保険は必要?公的保障と保険料を比較
医療費の全額を民間保険で準備するのではなく、高額療養費の対象、対象外費用、貯金で負担できる額、保険料累計を分けます。
比較するのは「給付金」対「保険料」だけではありません。
公的制度で軽減される部分、食事・差額ベッド・交通等の対象外費用、収入減、貯金の余力を確認します。
公的保障で確認すること
- 窓口負担割合
- 所得・年齢に応じた高額療養費の上限
- 多数回該当・年間上限等の最新制度
- 加入保険者への事前確認方法
民間医療保険で確認すること
- 入院日額だけでなく、手術・通院・先進医療等の条件
- 支払対象外、免責、入院日数、請求期限
- 月保険料と10年・20年累計
- 解約返戻金、更新、終身・定期の違い
| 状況 | 確認の方向 |
|---|---|
| 貯金が少なく突然の対象外費用に弱い | 必要保障と保険料のバランスを確認 |
| 十分な予備費がある | 保険料を払い続ける場合との比較 |
| 持病や既往歴がある | 解約後の再加入条件を特に確認 |
| 保険料が家計赤字の原因 | 減額・特約整理・払済等を含めて検討 |
計算・利用上の注意
公的制度の実際の限度額と民間保険の給付条件は、年齢・所得・加入保険・契約で異なります。
公的制度の実際の限度額と民間保険の給付条件は、年齢・所得・加入保険・契約で異なります。
医療保険で備える前に確認すること
公的医療保険の窓口負担、高額療養費、勤務先・共済等の付加給付、貯金で負担できる額を確認し、その後に民間保険で補う範囲を考えます。
給付条件を確認
入院日数、手術の定義、免責期間、更新、保障終了年齢、先進医療特約等は契約で異なります。広告例ではなく約款・契約概要を確認します。
保険料の機会費用
長期間の保険料累計と、同額を生活予備費として保有した場合を比較します。ただし将来の医療発生を予測するものではありません。
確認した主な情報源
- 厚生労働省「高額療養費制度」:月額上限・多数回該当・年間上限の確認先